ただ楽しいと思えるきもち
『Sexy Zone presents Sexy Tour 2017~STAGE』を終えて。
些末なことだけど個人的には大きな変化だったので、まずはじめに。
コンサートを見るときの装備が変わりました。
今までは右手にボールペン左手にメモ、右手首にペンラのストラップをかけて首からは双眼鏡をさげる(席によってはこれにうちわを持つ)という重装備だったのだけど、ペンとメモを手放しました。
基本的にMC以外もずっと持ってたんだけど今回はMCすら何も書かなかったなあ。
一応4公演ともバッグにはメモ帳を入れていたけどとうとう出番がなかった。
メモ帳出して何かを書く余裕がないくらいにコンサートに夢中になってたみたい。
以前は「一瞬たりとも見逃したくない」という思いと「一瞬たりとも忘れたくない」という思いが拮抗しあっていたけど今は断然前者のほうが大きくなった。
そのぶん自分の記憶力の頼りなさに愕然としてるけど、それでもあまり後悔もない。
ツイッターにレポあげなくなったことも大きいかな。
ツイッターでレポ的なものを公演後に落とし始めたのは5,6年前で、今ほどレポ文化が浸透してなかったから自分のためと人のためにやってたけど*1今は自分がレポ落とす必要性は感じない。
「誰かしら記録してるだろう」ってくらいに沢山の人がレポ落としてくれるから。
@ryoko_mscfのアカウントでいろいろな人といろいろなことを話せて友だちもできて楽しかったけど。そうしてできた友だちとのつながりをいま以上積極的に拡げることも求めなくなったから落ち着いたのかもしれない(笑)。
代わりにこのブログをもう少し活用できたらいいなと考えてるけど、どうなるかな~。
前回の記事を読み返したら結構冷静な文面に思えるんだけど、4日に自分的初日を迎えてからオーラス(6日がラスト予定だったけど奇跡的にオーラスのチケットを譲っていただけた)後までひたすら浮かれてました!
何もないところで転びそうになること数回、酒量も増えて友だちとひたすら「よかったねえ」「本当によかった」と言い合うなど(笑)。
菊池くんの諸々は忘れられないしなかったことにする気もないしオーラスの挨拶含めもやっとイラっとすることもまだまだある。
ていうか本当に「菊池くん次第だったんだな」*2と思ったら怒る気持ちとへなへなと力が抜ける感覚と情けなさみたいなものでどうしようもなくなる。
でもそれを自分の心の一番前に置くことをやめたら楽になった。
人はそう簡単に変わらないし数年かけて失った信頼を取り戻すのは並大抵のことではない。
というのは本人がこれからぶち当たるところだと思うので静観(?)します。
やっぱり健人くんが楽しそうであることがいちばんだなって強く思えたコンサートだったんだ。
ぜーんぶ終わってから回想としてじゃなきゃ「きつい」「しんどい」とか言えない健人くんが「心から笑えてる」と話してくれたことがとてもうれしかった。
3:2時代に必要以上の言及を避ける健人くんが*3
絶対つらいであろうときに「つらい」と言わない姿はかっこよくもあり美しくもあり、時に少し寂しくもあり。
まあ3つあって。これから俺がね?ちゃんとやらなきゃいけない、ちゃんと意識しなきゃいけないなってことが3つあって。ひとつは、本気でやること。何事も。そしてふたつ目は、何が起きてもめげないこと。文句も言わないこと。そして3つ目は、……まあみんなを愛すことだね。それだけ。
でも2014年の埼玉バックヤードでのこの言葉を知ってるから。
あの埼玉の3公演を終えた健人くんが並々ならぬ思いでこう話したのを知ってるから。
あの時点ですでにこの3つのことをやっていた健人くんが改めて決意表明しなければならないほどなのかとその先に待ち受けるものの大きさを思って怖くなったけど、言葉にすることでファンを安心させてくれてたんだよなあとも思うわけで。
ぜんぶを洗いざらい話すわけじゃない。
弱音を吐かないことで人間像が嘘っぽく見えることもあるのかも。
それに言ったら自分がすっきりする側面ってある。
でも自分が楽になるためにそういうことしない人で、そうやって自分を律することを厭わない人で、そこが最高にかっこいい。
清濁併せ吞んで清しか表に出さないようめいっぱいの努力をする健人くんだから好きなんです。
でもだからこその「心から笑えてる」が染みたんだな。
それに、自他ともに認める特攻隊長だったひとが勝利さんを「日々先頭を走ってくれてる」なんて言う日が来るなんて。
ジャニワで構築した信頼関係がもう全然揺らがないんだな…ありがたいことです。
エースとセンターの関係がこんなに美しいことあります?
もーほんと勝利さんにはずっと頭が上がらない。
あと今回やたら歌わされた感覚のあるコンサートではあったんですけど(笑)、そしてオーラスWアンコールのしるむんまで歌わされたときはどうしようかと思ったんですけど、お客さんの歌声を一身に受けていきいきしてる健人くん見たらなんでもよくなってしまった(笑)。
健人くんはファンの歓声をその場で本当に栄養ドリンクみたいにして補給して元気になる人だけどそれをSexy Zoneのコンサートで、ファンの歌声でそうなってるのを見られたのがうれしかったなあ。
これだけ満足感のあるコンサートになったのはメンバーの関係が良くなったのはもちろんだけどコンサート自体の出来がよかったのもすごく大きい。
セトリも演出も流れも衣装も。
物理的な距離を近づけることで精神的な距離も埋めようとしていた過去のコンサートから完全に抜けだして次のステージに上がった感覚。
・基本的にはメインステージを使う
・バクステの使い方はより効果的に
・外周をつくらない
・センターステージを設けない
・センタートロッコとスタンドトロッコ使用時の選曲
・スタトロが行かない南スタンドへは歩いて渡る配慮
・トロッコも単純な縦移動ではなくいろんなルートを使うかたちに
セクセカでも外周花道のないコンサート作りをしておもしろいコンサートをつくってくれたけど後が続かず停滞期というか後退期というかそんなときもあったけど。
Sexy Zoneが”見せる””魅せる”コンサートをつくったら絶対に強いと信じてたからそれが現実になってめっちゃうれしい。
グループが大きくなるために必要なピースがまたひとつ見つかったね。
映像化にも期待大なのではやくおしらせがほしいです>ぽにきゃ
それぞれのソロ曲・ユニット曲を5人全員で歌うという試みが象徴的だったかなと思えた。
しょっぱなが健人くん初ソロ曲の『Teleportation』だったからなおさら。
ぜんぶ自分で背負おうとするのをやめたんだなと再確認できたし*4、本人の思い入れの強いテレポを5人でなんていうことは少し前なら健人くんがOK出さなかっただろう。
すごいね。
Sexy Zone、強いなあ。
セトリがよくて、会場の構成・使い方も工夫してあって、メンバー同士の関係性もよくて、MCもおもしろくて、すべてが満たされたコンサートを自分のいちばんすきな人がいるグループで見られる幸せをひたすらかみしめる日々です。
いまの健人くんが「想像できることは実現できる」と言う心強さが尋常じゃなくて「未来に希望しかないやばい」って横アリからこっちずっと思ってる。
健人くんをすきでいることが楽しい。
Sexy Zoneを見ていることが楽しい。
「もう俺たちはみんなを離すことはないと思います。いや、絶対離しません」に「こちらこそ」と返せる幸せ!
ということでひとまず離れないためにワクワク学校行かせてくれよな健人くん…!*5
*1:建前上自分のためって言いきってたこともあるけど”人のため”ってなんだかおこがましくて言えなかったよね。人のためというかいろんな人がこの出来事を知ってくれたら楽しいのに!みたいな。誰かと共有できたらうれしいと思ってた。
*2:とくにいい意味ではない
*3:必要以上というか、人によっては全然足りないと思うくらいに直接的な言及を避けてきたと思う。でもわたしはそこがすき。健人くんの美学とポリシー。
*4:ジャ
ニワやってから勝利さんに頼れるようにはなっていたけど、グループでそれを出せるようになったことは本当に大きい。
*5:当たるのかな??嵐こわいよ!元担と現担の共演は楽しみなのに倍率を考えると震えが止まらないよ!