『Sexy Power3』関連発言まとめ
『Sexy Second』から約1年ぶりとなる、Sexy Zone3枚目のアルバム『Sexy Power3』が3月11日に発売されました。
そこで昨年に続き、アルバム関連のメンバーの発言を項目ごとに分けてまとめました。
各項目への割り振りは例によって私の独断と偏見によります。
内容がダブるものは複数の項目に割り振ったりもしています。
露出媒体によっては誤植等もありますが原文ままにしてあります(私のタイプミスは…許してください…ひどかったらコメント欄かツイッターで教えてください)。
話者の表記も各媒体のままなので若干読みにくいかもしれません。
出典は以下の通りですがまだしばらく露出は続きそうなので随時追加予定です(予定は未定)。
並び順は発売順です。
昨年は気の向くままにまとめ始めたので、各発言がどの媒体での発言か記載できなかったのですが、今年は一応書いておきます。
抜粋が多いのでぶつ切りになってしまっているところも多いですが私がわかればいいやというスタンスなのでご容赦ください><
月刊ソングス3月号/月刊テレビガイド4月号/月刊ザテレビジョン4月号/オリ★スタ3/9号/TVガイド3/13号duet4月号/POTATO4月号/WiNK UP4月号/週刊ザテレビジョン11号/TV LIFE No.7/TV station 6号/TVぴあ
一番最後にまとめてみての雑感を書いてありますが、いちファンの感想なので読みたくない方は読み飛ばしてください(笑)。
【アルバム全体について】
▽<月刊テレビガイド>
佐藤:今回のアルバムは、ひとりひとりの色とかパワーを感じてもらえる1枚になったと思う。今の僕らの一番先に進んでるものを詰め込んだ感じがするから、新しさはあるよね。
菊池:5人でやってるのもあれば、3人やソロもあって、いろいろ入ってておもしろい。
中島:しかもソロは2曲ずつっていう珍しいアルバム。
▽<オリスタ>
佐藤:僕たちなりの新しい形が提示できたのかな、と思いました。挑戦的なところもあるし、刺激的な一枚だな、と、新しいことだけじゃなくて、歌謡曲的なテイストって
案外今も流行っているっていうか…。
中島:ファッションもそうなんですけど、時代って巡ってくるものだと思う。だから僕らも、流行の最先端を行きつつ、昔ながらの大切さを、音楽を通してみんなに伝えたい、っていう気持ちはあります。
菊池:俺は、まず「ソロが多いな」って思った(笑)。
佐藤:僕たち2曲ずつ歌ってるからね。
菊池:でもそれがまた個性に繋がってるとも思うんですよ。3人のソロ曲が6曲もあるのに、ひとつも被っていない。それはそれでおもしろいし、ソロが目立つ分、グループでの曲がそれぞれの個性を発揮できているような気がする。5人でもソロでも、はたまた3人でも2人でもやれるグループだっていうことを、あらためて感じました。
▽<duet>
佐藤:すごくいい曲が集まったアルバムだし、勢いのよさを感じてもらえたらいいな。
▽<duet>
中島:今回のアルバムはソロが2曲あって、それぞれのよさが出てるから、いままでよりさらに音楽の幅が広がってると思うんだ。
▽<duet>
菊池:いろんな組み合わせのユニットがあるし、ソロも2曲あって、おもしろいアルバムになってるよね。
▽<WU>
マリウス:このアルバム、部屋の掃除してるときに流したりするんだけど、テンポいい曲が多いから、掃除が早く終わる気がする(笑)。
▽<週刊ザテレビジョン>
勝利:Sexy Zoneにはこういうメンバーがいる!って、個々のイメージを強く打ち出せたよね。
健人:カラフルなアルバムになった。俺、勝利、風磨はソロ曲を作詞して、それぞれの良さが出せたと思うし。
▽<週刊ザテレビジョン>
健人:グループ3年目で“Sexy Power3”。このタイトルはジャニーさんが付けてくれたんだよね。それにしてもジャニーさんって何でもセクシーって付けるよね。
勝利:それは健人くんもね(笑)。
健人:俺はその精神を継承してるだけ(笑)。
▽<TV LIFE>
佐藤:本当にいろんなものが詰め合わさってるというか。いろんな味が楽しめるガムみたいなアルバムかな。
中島:そうだね。バラエティに富んでて、中毒性があって。
菊池:この1枚で、メンバーのいろんな顔を見ることができると思う。
▽<TV station>
佐藤:3rdアルバムタイトルはジャニーさん案で『Sexy Power3』。インパクトあって衝撃的だよね。響きが楽しい!
▽<TV station>
菊池:今回は、いろんな組み合わせで歌っているのも新たな試み。この3人での曲とか、Sexy Zone5人での曲、マリウス葉と松島聡のSexy Boyz/Sexy 松の曲とか盛りだくさんなんで。
中島:「JOUHNNY’S World」(※ジャニワ)の舞台で、オレと勝利とマリウスが歌った「桜咲くColor」も入ってるしね。
菊池:いろんな組み合わせの曲を思い出とともに記憶に刻んでもらえたらうれしいね。
▽<TV ぴあ>
(アルバムのタイトルはどのように決まったのですか?)
佐藤:3周年、3枚目ということで“3”が付くので、僕が三日三晩寝ないで考えました!
中島:まぁ、うちのトップが付けたんですけどね。
佐藤:ジャニーさんが付けてくれました。「Sexy Three」を予想してたんですけど、「Power」でしたね。
▽<TV ぴあ>
中島:内容もカラフルな一枚になりました。いろんな世界に行けて、いろんなものが楽しめる。バイキングとかビュッフェみたいに、豪華な食材がいっぱい揃っているようなアルバムですね。
佐藤:僕の解釈で、僕の言葉で言うとやっぱり“バイキング”。
中島:それ、今、俺が言った!
菊池:ビュッフェじゃないんだ。
佐藤:バイキングで(笑)。聴いた人それぞれが好きな曲を選んでいろんな楽しみ方をしてもらいたいですね。
【今作を引っ提げてのツアーについて】
▽<月刊ザテレビジョン>
佐藤:春のツアーもまた新しいことやっていきたいね。とくにオープニングはまたインパクトあることやりたい!
中島:そうだね。
佐藤:新曲でSexy Zoneの進化、成長も見せつつ、これまでの曲も大事にしたいんだよね。
菊池:分かる。俺もそれ思ってた。『Sexy Power3』の新曲はもちろん、そこに昔の曲をどう選曲してセットリストに絡めるかだね。
中島:俺らも。選ぶのに悩めるほど、自分たちの曲ってものが蓄積されてきた、ってことだよね。俺も新たなメンバーの一面を発見したいし、それをみんなにもお見せしたいね。
佐藤:立ち止まりたくないね。
菊池:自分のソロをどう見せるか?それに、中島と勝利もどう作ってくるのか、そこも楽しみなんだよ。まだ、今の時点では何にも決まってないから、これからアイデアを出してツアーを作っていくの、ワクワクする!
▽<週刊ザテレビジョン>
健人:コンサートもバラエティーに富んだもの見せなきゃな。
風磨:個人の色とグループ感のメリハリだよね。そこを大事にしながら、個々の魅力プラス、グループならではのパフォーマンスをお見せしたいと思ってる!
健人:楽しさとスリル満点の、セクシーランドという名の、テーマパークにしちゃってもいいね!
▽<TV LIFE>
菊池:何か新しいことをやりたいと思ってるので、期待してもらえたら。
佐藤:いろんな驚きがあると思うよ。
中島:とにかくみんなに喜んでもらえるようなライブにしたい。そのためなら、僕らは何でもします!
▽<TV ぴあ>
(3/15からツアーが始まりますが、意気込みをお願いします。)
菊池:久しぶりに行ける場所があるので、インパクトの強いものができるようにと思ってます。このアルバムを軸に、これまでの曲も織り交ぜながら面白いのができたらなと思いますね。
中島:積み上げてきたものを一気にコンサートで解放したいですね。ファンのみんなに向けて改めて感謝の気持ちを、歌と踊りを通して述べていきたいです。
佐藤:「Power」がアルバムタイトルに付いているので、楽曲の力でみんなが元気になることが一番大事だし、ライブにはその力があると思うんです。3年を経たからこそできるものを伝えられたらなって思うので、アルバムを聴いてもらって、ライブで一緒に楽しく過ごせたらなと思います!
【各曲について】
01 Sexy Power3(Introduction)
▽<月刊ザテレビジョン>
佐藤:ライブの幕開けがイメージできるし、アルバムのスタートとして扉が開かれていく感じが出てるなって。ギフトボックスでいったらリボンの存在。それをほどくときのようなワクワクが味わえます。
▽<オリスタ>
佐藤:3枚目のアルバムを飾るにふさわしい、イントロから、スペーシーな進化した音色で、僕たちが一歩進んでいることを感じていただけると思います。
02 マワレ ミラクル
▽<ソングス>
中島:『マワレ ミラクル』は、ぜひPVを見ていただきたいですね。
佐藤:スタジオの中に本物の植物を持ち込んで撮影したので、本当の自然の中で歌っている気がして、すごく気持ち良かったです。
菊池:そこのCGを加えることで、かなりキレイな映像になってました。見応えはあるかと思います。
▽<月刊テレビガイド>
(「中島:お気に入りの曲は?」を受けて)
佐藤:僕はやっぱり「マワレ ミラクル」。らしさもあるし、結構振りをつけたのも楽しい。
▽<月刊ザテレビジョン>
中島:海沿いの景色が浮かんでくるような曲。PVはオーガニックな感じで、実際、森のセットで撮ったんだよね。癒しのシャワーを感じる、キラキラした映像になってると思う。好きな人を見詰めてるときのBGMにしてほしいな。瞳を閉じて…ってそいたら好きな人を見詰められないか。俺のことは心の目で見詰めてくれてOK!(笑)
▽<オリスタ>
菊池:最初に聴いたとき、すごくいい曲だなと思いました。結構歌いやすかったし、耳に残るし。爽やかな曲だから、みんなに長く愛される曲になるんじゃないかな。
▽<POTATO>
健人:海外のボーイズバンドが歌っていそうな感じで好き。さわやかな風、森のイオンを感じる曲。
▽<TV LIFE>
佐藤:あと、リード曲『マワレ ミラクル』のミュージッククリップもぜひ見てほしいなぁ。リアルな森を再現したセットの中で歌わせてもらったんだけど、すごい楽しかった!
菊池:植物とか本物だったからね。
中島:マイナスイオンで、肌がきれいになりそうって思ったもん(笑)。
03 Hey you!
▽<ソングス>
(コンサートでは『Hey you!』が盛り上がりそう。)
中島:『Hey you!』大好き!『ぶつかっちゃうよ』の流れを組んだ、Sexy Zoneらしい1曲ですね。
菊池:“Hey you!”とか“Say So!”とかは、ファンの子も声が出せるんじゃないかな。
中島:“Say So!”の時だけ、松島(聡)が浮かれた笑顔になりそうだね。その隣でマリウスが、しかめっ面っていう絵が浮かぶよ(笑)。
(歌詞がユニークですよね。)
中島:ですね。しかも、かなり言葉を詰め込んで歌ってます。
菊池:“君はハンバーガーで”のフレーズがうまくハマらなくて、何回録り直したことか(笑)。
佐藤:“君はハンバーガーで ボクはスウィーツ”って歌詞、最初は“君はスウィーツで ボクはハンバーガー”だったんです。でも男のほうをスウィーツにしたほうが面白味が出るだろうって。
中島:めちゃめちゃ明るい曲ですけど、彼女から全く男扱いされてない、男の悲しみを歌ってます(笑)。
▽<月刊ザテレビジョン>
佐藤:曲調がすごく明るくてアガる!歌詞はね、もちろん創作なんだけど、“こんなこと書いちゃっていいの?”っていう刺激的な部分もあるかも?遊び心のある、ユニークな表現に注目してほしいね。
▽<オリスタ>
中島:とにかく明るくて、自然とみんなが元気になれる曲。Sexy Zoneのコンサートにもってこい!一緒に盛り上がれること間違いなしのパワーチューンですね。
▽<TVガイド>
(お気に入りの曲は?)
中島:『Hey you!』も『スキすぎて』『ぶつかっちゃうよ』に続くアゲアゲナンバーで好き。いろんな世代が楽しめる曲だと思うので、コンサートで流れたらガンガン騒いでほしいな。
▽<POTATO>
勝利:言葉遊びが楽しい1曲。一緒に口ずさめるメロディだから、聴いてるとテンションが上がると思うと思うよ。これで気分をアゲちゃって!
健人:コンサートで盛り上がりそうな曲だよね。オレはサビの転調する部分が好き。早く「Hey you!」って、みんなのことを指さしたい!
風磨:今作の中で唯一、5人で歌った新曲。オレらも気合を入れて歌ったし、歌詞もブッ飛んでて楽しい。ライブで盛り上がりそう♪
聡:まさに「Hey you!」って感じの曲だよ。あと、歌詞もすごいかわいいなって思った。今はどんな振り付けになるのか気になる!
マリウス:ノリノリで明るい曲だからライブで盛り上がりそう。メロディーも覚えやすいし、1コーラス聴いただけですぐ一緒に歌えると思うよ。
▽<WU>
勝利(【アルバムのマニアックなお気に入り箇所】):マニアックな解説でもいい?『Hey you!』っていう曲があるんだけど、最後のサビの部分で『キミはハンバーガーでボクはスイーツ』っていう歌詞があって。普通は男性がハンバーガーで、女性がスイーツっていうイメージだよね。だから歌詞も最初はそうだったみたいなんだけど、ちょっとクセのあるものにしてみようってことで、今の歌詞になったんだって。このほうがおもしろいから、遊び心があっていいと思う!
▽<TV LIFE>
佐藤:収録曲の中で僕が特に好きなのは、『Hey you!』。歌詞がすごく面白くて耳に残る曲だから、ライブで歌ったら盛り上がりそう。
04 君にHITOMEBORE
中島:この曲、けさも聴いてた。主題歌のドラマ『黒服物語』(‘14年テレビ朝日系)は俺にとって大きな転機の一つで、いろんな意味で自分の階段を上れた作品だったから。ファンのみんなもドラマを見ていたときを思い出してくれるんじゃないかな。Sexy Zoneとしても、それまでにない感じの大人っぽさ、シャープさがあったね。
▽<オリスタ>
中島:ドラマ『黒服物語』を思い出しますね。共演者の方からも”好き”って言われて嬉しかったし、メロディがずっと離れないんですよね。THE俺らって感じ!
05 Black Cinderella
▽<ソングス>
(中島さんの『Black Cinderella』も、かなりアダルトな世界にチャレンジしましたね。)
中島:過去最大級アダルトなナンバーですね。“シンデレラ”は1年以上前から書きたいと思っていたテーマなんです。当時書いたものはボツにしちゃったんですけど、今回、新たな曲と共に姿を変えて生還しました(笑)。『Teleportation』以来久々のダンスナンバーです。
(“Black”は新たにつけたコンセプト?)
中島:そうです。12時を過ぎた僕のシンデレラは、別の男のもとへ向かうんです。つまり2人は遊びの関係。前に書いたものは、もう少しファンタジックな感じだったので、“Black”をつけたことで、かなりイメージが変わりました。
(歌い方も、少し艶っぽく、かつワイルドに。)
中島:いつもよりアグレッシブになっちゃったかな。実は『ジャニーズ・ワールド』の稽古中にレコーディングしたんですよ。ギリギリまで溜め込んだフラストレーションを解放させるように歌ってみました(笑)
▽<月刊ザテレビジョン>
中島:作詞は楽しかった!特に年上の女性とか相手は限定していなくて、無理めの女性にしてやられてるような…その駆け引きを楽しんでる。今までの俺のソロにはない感じだから、ライブでもそういう魅せ方できたらなって。こういう顔もあるんだ!って驚かせたい。
▽<オリスタ>
佐藤:健人くんのソロ曲は、世界観が映像的でおもしろいと思いました。
(『Black Cinderella』とか、タイトルもファンタジー色が強いですよね。)
中島:童話的なファンタジーの中に、ちょっとエロが入ってます(笑)。
▽<オリスタ>
中島:デモはもうちょっと明るかったけど、僕が書いたブラックな歌詞が一瞬で曲のイメージを変えちゃいました(笑)。恋の駆け引きというより、歪みを書いた大人の恋がテーマ。
▽<TVガイド>
中島:僕の場合、ストーリー性を大事にしてますね。一言一句にこだわって作詞をしたし、録りの直前まで細かい直しをしました。
佐藤:ショートフィルムを作れてそうな曲だよね。想像力をかきたてられるというか。
菊池:歌詞を読んだ感じ、テーマがあっていいなって思う。
中島:ちょっとエロめなね(笑)。
▽<POTATO>
健人:昔からシンデレラの曲を書きたかったんだ。少し大人の関係を書いたから“ブラック”だよ。
▽<WU>
健人:逆に、ノドの調子が悪かったのにデキがいいなって思ったのが『Black Cinderella』。レコーディングのとき、ちょうど舞台稽古中でノドも末期で。とにかく絞りだした。いつもなら高音で出るところをファル(セット)で歌ったr。その感じが歌詞や曲調に合ってたのかも!この曲は今までで一番エロい曲になってる。もう二十歳超えたしアリかなって。あと、昔からシンデレラをテーマにした曲も書きたくて。12時で魔法が解けるっていう、その美しさってなんだろうって。“エロマンチック”な歌になってると思うよ(笑)。
▽<週刊ザテレビジョン>
健人:ずっと一緒にいたくても12時を過ぎたら「私帰る!」っていう意地悪な彼女を歌った曲。「黒服物語」の撮影中から書いてたよ。
▽<TV LIFE>
中島:オレは今回、ソロ曲を作るに当たって、中島健人の大人Zoneを開拓したいっていう思いがあって。だから『Black Cinderella』と『ディア ハイヒール』は両方ともクールでアダルティーな感じになったんじゃないかな。
▽<TV ぴあ>
佐藤:「Black Cinderella」はクールに踊ってもカッコイイかなって。歌詞もいいから、早く歌詞カードをちゃんと見たいです。
中島:歌詞カードオタク?
佐藤:みたいな(笑)。
▽<TV ぴあ>
中島:「Black Cinderella」の“シンデレラ構想”は昔から考えていて。12時を過ぎても君を離したくない、でも彼女には別に愛する人がいる。この恋はマジなのか、マジじゃないのか、っていう話、「秒針turn back」という言葉はずっと書きたかったので念願叶って良かったですね。
06 好きだよ
▽<ソングス>
(佐藤さんの詞はとてもリズミカルで、ちょっとした仕掛けが施してある。)
勝利:『好きだよ』っていうタイトルなのに、実は最後まで好きだって言ってない、みたいなところでしょうか(笑)
▽<ソングス>
(佐藤さんの『好きだよ』は、どこからアイデアが?)
佐藤:今回はメロディーが先に決まっていたので、曲のイメージで考えていきました。明るいサウンドだし、メロディーに合わせると言葉数も少なめになりそうだったから、詞的なものよりも遊び要素の強いほうが合うかなと思って、あえて子どもっぽい歌詞にしたんです。
中島:これは胸キュンソングだよね。“制服を脱ぎ捨てたって”っていう歌詞が、春に高校を卒業する勝利に重なるよ。
佐藤:イントロでスキャットみたいなことをやってるんですが、語尾が“ターライ”っていうのが、自分で歌ってても、なんかおかしくて(笑)。
菊池:タライの歌?
佐藤:ハイ。タライの歌でいいです(笑)。
中島:そういうオチャメなところも含めて、愛されソングになりそうだよね。
▽<ソングス>
菊池:申し訳ないことに『好きだよ』は、まだちゃんと聴けてないんだ。デモ段階の音を、勝利にテレビ局の食堂で聴かせてもらった記憶はあるけど…。
佐藤:その時は風磨くん、“ちょっと昔のモータウンみたいだね”とか、音楽家っぽいこと言ってた。
▽<月刊ザテレビジョン>
佐藤:作詞は僕。好きな子への思いをいろいろ書いておきながらタイトルはすごくシンプルっていうのがポイント。サビで繰り返す”♪Kiss to love~”はすぐに浮かんだフレーズで、ふつうはそこをタイトルにすると思うの。でも、あえての日本語っていうね(笑)。
▽<オリスタ>
中島:勝利のソロの『好きだよ』は、歌詞が、ティーンの恋愛に寄り添う感じがしました。
▽<オリスタ>
佐藤:僕自身で作詞をしているのですが、高校生じゃないと書けないような、全体的に子供っぽい遊び心満載の歌詞に。覚えやすいメロディなので、口ずさんでくれたら嬉しいです。
▽<duet>
佐藤:レコーディングでは、ソロ曲の『好きだよ』のイントロ部分をどうするかすごく悩んだよ。最終的にインパクトのある感じになったし、素直でストレートなラブソングになってると思う。
▽<POTATO>
勝利:自分で作詞した曲。タイトルに反して実際には「好きだよ」と言えない少年の気持ちを描いたよ。
▽<週刊ザテレビジョン>
勝利:僕の恋愛観はもっと大人だけど(笑)、あえて子供っぽい恋の歌に。同じ言葉を繰り返すサビはライブで一緒に歌ってほしい。
▽<TV LIFE>
佐藤:『好きだよ』の歌詞は、僕より少し年下の主人公を想像しながら作ったんだけど。すごく好きなのに、結局「好き」って言えてないみたいな。そういう状況を描いた曲です。
▽<TV station>
菊池:勝利が作詞した「好きだよ」はかわいいけど、「まだ見ぬ景色」は今までになく大人。
中島:だね。“過去など脱ぎ捨て”っていう詞がいいよ。好きだわ。この春高校を卒業して、制服を脱ぎ捨てる今の勝利を描いていて。
佐藤:この曲は大人になって歌ったら、また違う感じで歌えそうで、自分でも楽しみだな。
▽<TV station>
佐藤:これは耳に残る曲にしたくて。同じフレーズを繰り返したり「君」「Kiss」とか「き」から始まるフレーズを入れたり。言葉遊び満載な曲なので、詞にも注目してほしいな。
▽<TV ぴあ>
中島:俺は勝利のその「好きだよ」の“kiss to your love~”って歌詞が好き。
佐藤:佐藤“to”を付けることで二つの意味があるんです。愛のためにキスするのか、愛にキスするのか、どっちに解釈するかはみんな次第。
▽<TV ぴあ>
佐藤:詞は「好きだよ」のほうだけ僕が書きました。最近ファンレターでも「大人っぽくなった」と言われてたので、子どもっぽく歌詞を書いて、可愛いラブソングにしたいなって。大人っぽい詞で、みんなをドキドキさせるのはもう少しあとで(笑)。
07 20-Tw/Nty-
▽<ソングス>
(今回、一番ストレートだなと思ったのは、菊池さんの『20-Tw/Nty』でした。二十歳になる菊池さんから、ご両親へのメッセージですよね。)
菊池:ですね。ラブソングにも聴こえるかもしれませんが、これは両親に向けて書きました。いつもは英語詞が多いですけど、以前から、いつか自分が本当に言いたいことが見つかったら、日本語で詞を書いてみたいと思ってたんです。
佐藤:タイトルにも意味があるんでしょ?“Tw/Nty”のとことか。
菊池:あるよ。意味のないことは絶対にしない。
佐藤:でも、まだナイショにさせてください、だそうです。
菊池:(笑)。例えば“w/”は“with”だったりするんですけど、それ以外はナイショで…(笑)。まあ、家族への歌、っていう意味を込めてます。
(コーラスも菊池さんが?)
菊池:全部自分の声で録りました。10時間くらい連続で歌い続けて。もう最後には、体の中に残ってるものが全部出てきちゃうかと思うほどヘトヘトでした(笑)。<ソングス>
▽<ソングス>
菊池:もう1曲、『Party up!』のほうは、いつもの菊池ソロっぽいかと思いますが、これまでやってきた曲と比べると、みんなで楽しめる曲になってるかな、と。英語詞がメインだけど、つかみやすいキーワードを何個か入れてみたり、サビ中で一瞬だけみんなが声が出せる部分があったり。一体感を意識して作ってみました。
▽<月刊ザテレビジョン>
菊池:二十歳の節目に、今までの気持ちや照れくさくて言えない親への感謝の気持ちを整理したいなと思って書いた。歌で伝える一つの手紙みたいな感じかな。ファンのみんなにも聴いてもらうからには思いを共有したいと思って、なんでもない一日一日が大事なんだよってことや、自分はこれからこう邁進していくっていうメッセージを込めたつもり。タイトルの表記は気になると思うけど秘密(笑)。ただ、意味のないことをしたわけではない…っていうのは言っておく!
▽<オリスタ>
中島:『20-Tw/Nty-』は、愛に溢れていますよね。歌詞の節々から、キラキラとは違う優しい輝きを感じる。
▽<オリスタ>
佐藤:風磨くんの『20-Tw/Nty-』は、スタッフの人からすごく時間をかけて歌詞を書いているって聞いていたんです。で、実際に歌詞を読んだら、風磨くんが思っていることをすごく大事に書いてあって。これは伝わるなと思いました。僕も早く二十歳になりたい!(笑)。
▽<オリスタ>
菊池:一見ラブソングっぽいんだけど、実は両親への手紙をイメージして書きました。いろんな世代の人と、誰かを“思う”気持ちを共有できれば嬉しいですね。
▽<TVガイド>
佐藤:風磨くんの曲は心が伝わるような歌詞でぐっとくるね。
中島:『20-Tw/Nty-』は、二十歳一発目の作品にふさわしい、重量感のある曲だなって思った。
菊池:日頃、両親に感謝の言葉とか言えないけど、二十歳になったから言ってみようよって曲。うちも両親が手探りの愛で僕を育ててくれたから、『手探りの愛で~』って歌詞は象徴として入れたかったんだ。あと最近、地声とファルセットの間の”ミックスボイス”を意識して使えるようになって。優しい感じとか、前よりうまく出せるんじゃないかなと思う。
▽<duet>
菊池:ソロ曲の『20-Tw/Nty-』は、レコーディングに10時間ぐらいかかって、ものすごい大変だった。コーラスも全部自分の声にしたくて、こだわって仕上げていったんだ。納得いくものができて、満足してる。
▽<POTATO>
風磨:二十歳という人生の節目を迎えるにあたって、自分の両親への思いをストレートに歌詞にしたよ。
▽<WU>
風磨:ソロ曲はどっちも好きだけど、時間がかかったのは『20-Tw/Nty-』かな。詞を書くのに1か月ぐらい悩んで、レコーディングも10時間かかってるし。歌詞は何回も書きなおした。一番悩んだのは2番のサビ終わりの間奏明けのDメロ。あと、最後のサビも。この曲は両親にあてたもので、1番と2番は二十歳になるにあたっての思いや感謝の気持ちを手紙っぽくつづっていて。Dメロ以降は、この先自分がどう進んでいくべきか、意思表示みたいなものを書きたかったんだけど、それが難しくて。悩んだ部分の歌詞を含め、納得いくものができた。すごく気に入ってます!
▽<WU>
聡:風磨君がソロ曲の『20-Tw/Nty-』を聴かせてくれて「おまえだったら、この歌詞どう解釈する?」って聞いてきたの。「恋愛系の歌詞だよね?」って言ったら「やっぱ、そう解釈するんだ。正解は言わないから、もうちょっと考えてみ」て。それ以来、何度も歌詞を聴いて、自分なりにいろんな解釈を考えたりしてるんだ。すごく気になる!
▽<週刊ザテレビジョン>
風磨:感謝の気持ちで終わる曲じゃなく、20歳になる俺の決意を込めた。スタートの曲として、先が見える歌詞にしたかったんだ。
▽<TV LIFE>
菊池:『20-Tw/Nty-』のこだわったところは、手紙を書くような感覚で作った歌詞。
▽<TV station>
菊池:「Party up!」は感じたことをそのままに書いたけど、「-Tw/Nty-」は同じようなフレーズでも、どっちがいいか悩んだからなぁ。時間はかかった。
▽<TV station>
中島:菊池の「-Tw/Nty-」も大人っぽくない?“土砂降りの雨も何かに追われる日々も”って、菊池の人生が歌詞に映し出されていてリアル。人生、紆余曲折あるな~。ドラマティックだな~って。オレ、好きっす!
菊池:今の心境をリアルに書けたと思う。
▽<TV station>
菊池:今年成人式を迎えたので、ハタチの節目の曲として作詞したのがこの曲。普段、家族にはなかなか言葉にして伝えられない“ありがとう“の感謝の思いを込めました。
▽<TV ぴあ>
佐藤:風磨君の「20-Tw/Nty-」は「トゥエンティ」って読むの?
菊池:普通にトゥエンティ。
佐藤:オリンピック目指そうって曲なんですけど…。
菊池:早とちっちゃうよ(笑)。
佐藤:すごく優しい曲ですね。
菊池:歌で魅せたいというか、聴かせたいなと思っている曲です。
中島:俺も結構歌詞を見るんですけど、“土砂降りの雨の音”という歌詞が気持ちいいなって思いました。彼は3月7日にハタチになるので、ハタチの代表曲になると思いましたね。
▽<TV ぴあ>
菊池:「20-Tw/Nty-」はハタチという節目に自分が思ったことを歌詞にしました。普段言葉にできないので、両親や身内の人への感謝の気持ちを歌で返していけたらなと。
08トラフィックジャム
▽<ソングス>
菊池:『Hey you!』と『トラフィックジャム』は好きだなー。
中島:免許持ってない松島とマリウスが、ドライブの歌詞っていうのが、ウケる(笑)。
佐藤:歌詞に“Yo Let’s go”と“So Let’s go”ってあるけど、もしかしてマリウス葉(Yo)と松島聡(So)のことかな?
菊池:あ、なるほど。
中島:うわ、ホントだ!こっちの曲では2人の浮かれた顔が同時に見られそうだね(笑)。
▽<月刊テレビガイド>
中島:お気に入りの曲は?
菊池:俺は、「トラフィックジャム」。すごく楽しそう。
中島:マリウスの英語の発音がすっげーよかったって(笑)。
▽<月刊ザテレビジョン>
菊池:これ、いいね!俺、好き。面白いし、カッコいいし、おしゃれだし。ライブでも盛り上がりそう。彼らがどんなステージを見せてくれるのか楽しみだよ。俺も参加したいくらい(笑)。
▽<オリスタ>
菊池:明るくて、“ちょっと早い夏”みたいなイメージがあって、純粋に僕は好き。Sexy BoyzもSexy Showもそれぞれの声が生きてるし、ライヴでやったら盛り上がれそうな感じ。
▽<TVガイド>
(特にお気に入りの曲は?)
菊池:『トラフィックジャム』!
佐藤:「Yo」とか「So」とか、マリウスと松島は歌詞に名前が使われててズルい!って思った(笑)
▽<duet>
松島:オレ、もしかしたらメンバーの中でいちばんレコーディングに時間がかかったかも…。とくに『トラフィックジャム』は本当にリズムが取りづらくて何回もやり直したの。いままで歌った曲の中で3本の指に入るくらい難しかった(笑)。ただ、大好きな曲なので、この苦労も楽しめたよ。あとウラ情報をひとつ。サビに“♪Yo Let’s go”ってフレーズがあるんだけど、2番のサビも最初はYoだったのね。でも、レコーディング中にスタッフさんが「あ、マリウスの葉(よう)と松島の聡(そう)にかけようよ」って思いついて、“♪So Let’s go”になったんだ。めっちゃうれしかった~!
▽<duet>
マリウス:あ、あと『トラフィックジャム』が大変だった!アップテンポで明るくて大好きな曲だけど、リズムを取るのが難しかったし、すごく早口で歌わなきゃいけないし。日本語も難しくて、何度も歌い直しました(笑)。あとボク、レコーディング中でも勝手に体が動いちゃうクセがあるのね。たまに声がブレちゃって、スタッフさんから「あんまり動かないで」って言われちゃう。でも、久しぶりのレコーディングで楽しかったし、boyzと松の声がいい感じで混ざってて、すごくきれいだよね?
▽<POTATO>
聡:レコーディングのとき、その場でスタッフの方が歌詞に「So」(聡)を入れてくれたんだ!
マリウス:ドライブしながら聴くと楽しいと思うよ。テンポがすごい早いから、歌うのが難しかった。
▽<週刊ザテレビジョン>
風磨:俺、何げに松島(聡)たちが歌ってる『トラフィックジャム』とか、個人的に好きなんだよね。
▽<TV LIFE>
菊池:オレはね、『トラフィックジャム』が好き。
中島:実はオレもこの歌好きなんだよね。マリウスがすごくイイ発音で曲紹介してくれそう。「次は『traffic jam』って(笑)。
09 桜咲くColor
▽<月刊ザテレビジョン>
佐藤:デモを聴いたときから、すごくいい曲だなって。この3人のユニットは新しい挑戦だし、ライブでも面白いものが見せられたら。恋してる人や受験生の方が聴いて、みんなにサクラが咲けばいいな。
▽<オリスタ>
佐藤:この組み合わせがまず新鮮。3月という新たな旅立ちの季節にぴったり!純粋な歌詞で、3人ならではの爽やかな世界観を感じてもらえると思います。
▽<duet>
中島:『ジャニーズ・ワールド』でも歌っていた『桜咲くColor』はね、(岡本)圭人が絶賛してくれたの。舞台の幕間に楽屋に来て、「バランスがよくて完ペキだね」って言ってくれて、うれしかったな。
▽<POTATO>
勝利:この組み合わせがレア。さわやかでキラキラ輝く美しい世界観をしっかり出せたね。
健人:入学式の朝や登校時に聴いてほしい。好きなコがいたら、思わずその日にコクっちゃうよ。
マリウス:何回聴いても飽きない曲。桜の咲く時期に、ジョギングしながら聴いてもらいたいな。
▽<WU>
健人:『桜咲くColor』のオレの声は、アルバム曲の中で一番ツヤのいい、脂が乗ってる声かな。ノドのコンディションもすごくよかったし。
▽<週刊ザテレビジョン>
健人:勝利とマリウス(葉)で3人で『新春ジャニーズワールド』で1ヵ月歌った『桜咲くColor』も入って、この曲、コンサートで歌うの楽しみなんだよね。マリウスと毎日、アドリブ考えて歌ってたからさ。
▽<TV ぴあ>
中島:そのジャニワで勝利とマリウスとで披露した「桜咲くColor」もすごく好きですね。
菊池:いい曲。マリウスは歌うまかったですね。
佐藤:“桜咲くから恋をしよう”と“桜咲くカラー(色)”を掛けてるんです。日本的な表現でいいよね。
中島:通学途中や入学式の日に聴いてもらえれば気分が乗ると思う。
10 男 never give up
▽<月刊ザテレビジョン>
菊池:3人がメインで歌う一発目の曲だったし、ある意味、俺たちの新境地というか。シングル曲をスタンドマイクで歌うのも初めてだったし。友達からは『意外と頭に残る』みたいな反応が多かったよ。
▽<オリスタ>
菊池:男コールがあるのも覚えやすいし、イントロの80年代っぽいレトロな感じもキャッチ―です。振りも簡単なので、聴きながら踊ってもらえたらいいですね。
11ディア ハイヒール
▽<ソングス>
『ディア ハイヒール』は、ハイヒール=大人の女性をイメージしてもらえるかなって。その女性には愛する人がいて、それでも自分は追い続ける…。こっちはバラード曲にして、『Black Cinderella』との落差をつけました。が、なぜかどちらも求愛ソングになってしまいました(笑)。
(2コーラス目から曲の空気感が変わりますよね。)
中島:主人公が、ちょっと大人になるんですよ。1コーラス目の時は、まだガキだったのが、恋をして、少しだけ視聴した…。そういうストーリーを演出込みで考えていくのが好きですね。
▽<月刊ザテレビジョン>
中島:女性がヒールを履くと、当然、目線が上がるじゃん?そのヒールの高さの分だけ距離感のある、少し目上の人への恋心を描いた歌詞だな。『Black Cinderellaは恋心にちょっとお遊びもあるけど、こっちは相手の年上女性のことが本当に好きで、まさに純愛。ちなみにクリスマスイブに書き上げたから、俺のイブをささげた一曲だよ。
▽<オリスタ>
菊池:健人の書く歌詞は、常に一貫してる気がする。曲調は、バラードとダンス曲で全然違うんだけど、テーマ的なところは共通するところがあるのかなって。あとは、お客さんが聴きたくなるようなタイプの曲を選んでるよね。
中島:お客さんの身近にあることを大切にしてるかもしれない。ハイヒールって、女性を象徴するものでもあると思うので。
▽<オリスタ>
中島:年上の女性に向けた楽曲。ドラマにかなり影響されているかも。舞台稽古中で、声が枯れて大変だったけど、年下男子の苦しさが表現されて、逆に良かったのかな。
▽<POTATO>
健人:ハイヒールを履いて毎日を生きる、輝いている女性。そんな人に恋する年下男子のお話。
▽<週刊ザテレビジョン>
健人:年上の彼女との背伸びした恋の歌。君は僕よりも一歩上を行ってる…、っていう切なさをヒールの高さで象徴してみたよ。
▽<TV LIFE>
中島:オレは今回、ソロ曲を作るに当たって、中島健人の大人Zoneを開拓したいっていう思いがあって。だから『Black Cinderella』と『ディア ハイヒール』は両方ともクールでアダルティーな感じになったんじゃないかな。
▽<TV station>
中島:オレにとってハイヒール=大人の女性の象徴。女性の目線に合わせて、背伸びした恋を歌ってます。理想のヒールの高さは5cm。あんまり高いとつらそうじゃん?(笑)。
▽<TV ぴあ>
佐藤:健人くんの「ディア ハイヒール」はただのバラードじゃなくて、深みがあると感じましたね。
中島:至極のバラードです。
▽<TV ぴあ>
中島:「ディア ハイヒール」は年上の女性への想いを歌った曲。「黒服物語」をやる前から、そういう歌詞を書きたいと思ってて。ハイヒールの高さだけ君との距離が離れてるという曲です。
12 まだ見ぬ景色
▽<ソングス>
中島:もう1曲の『まだ見ぬ景色』は、イントロから震え上がるよ。まるでハリウッド映画が始まるかのような迫力!
佐藤:こっちは舞台『ジャニーズ・ワールド』用に作ってもらった曲です。“New Zone”というフレーズ通り、僕の新境地になりました。
中島:こういう曲、なかったもんね。
佐藤:でも歌詞が覚えられなくて大変だったなぁ。
中島:僕は舞台袖で毎日聴いてたから、カンペキに覚えたよ(笑)。
(菊池さん、客席から観ていかがでしたか?)
菊池:あ、そういえば珍しい経験ですね。勝利のソロコンサートにも行けなかったから、こういう感じなんだーって見入ってました。とにかく曲が、すごい頭に残ってます。俺、勝利のソロ曲に、いつも虜にされるんですよ(笑)。
▽<月刊ザテレビジョン>
佐藤:『2015新春ジャニーズ・ワールド』の2幕冒頭で歌ってた。とにかくカッコイイ曲だから、イントロから鳥肌が立ってくれるとうれしいな。あとこれ、実はジャニーさんが『これだよ!』って用意してくれた曲なの。社長って曲持ってくるんだ!ってビックリ(笑)。
▽<オリスタ>
中島:『まだ見ぬ景色』は、”ジャニーズ・ワールド”で1ヶ月毎日聴いていて、文句なくいい曲だと思った。今までにない、クールなソロですよね。
▽<オリスタ>
菊池:でも、俺も勝利の曲はいつも頭に残る。”してやられる”っていうか(笑)。つい口ずさんじゃうんですよね。『まだ見ぬ景色』は『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)でやって、それだけでもずっと頭に残ってた。キャッチ―な曲を選んだり、そこに歌詞を乗せたりするセンスはピカイチじゃないかと思う。
佐藤:ふふふ。
菊池:歌詞も、頭にすんなり入ってくる。純粋なラブソングや前向きな曲、キャッチ―といえば勝利って感じ。
▽<オリスタ>
佐藤:セクシー&クールな楽曲。全体的にダークなイメージで、いつになく低音で歌っていて、僕の奥にある新たな一面を出せたと思います。ライヴで僕のダンスを見てほしいです。
▽<TVガイド>
菊池:俺は勝利の『まだ見ぬ景色』が頭から離れない。
佐藤:今日もずっと歌ってたね。
菊池:勝利の曲っていつも頭に残るんだよ。俺、たまに『Hachidori』を歌うためだけにカラオケ行くもん。
佐藤:ウソでしょ(笑)!
▽<TVガイド>
佐藤:『まだ見ぬ景色』は低音のダークな曲調で、僕の新しい一面を出せたと思う。曲自体もすごく気に入ってるし、また大人になった時に歌い直してみたいな。今の”青さ”も魅力かな、とは思うけど。
▽<duet>
菊池:あとね、オレ、勝利のソロ曲ってなぜかいつも印象に残るんだよ。今回の『まだ見ぬ景色』はいままでにないカッコいい感じだなって思った!
▽<POTATO>
勝利:新たな挑戦となる曲。色気を感じてもらえたらうれしい。コンサートで踊るのも楽しみ!
▽<週刊ザテレビジョン>
勝利:『ジャニーズ・ワールド』の2幕冒頭で歌った。今までの僕にないクールなダンス曲。色っぽくて、迫ってくる雰囲気も好き。
▽<TV station>
菊池:勝利が作詞した「好きだよ」はかわいいけど、「まだ見ぬ景色」は今までになく大人。
中島:だね。“過去など脱ぎ捨て”っていう詞がいいよ。好きだわ。この春高校を卒業して、制服を脱ぎ捨てる今の勝利を描いていて。
佐藤:この曲は大人になって歌ったら、また違う感じで歌えそうで、自分でも楽しみだな。
▽<TV ぴあ>
佐藤:「まだ見ぬ景色」は20歳超えてからもう一回レコーディングしてもカッコイイのかなって思う曲。でも今の年齢の僕が歌うからこそ出せる世界感もあると思うんです。大人の色気があって僕のイメージにはない感じだと思うんですけど、楽しんでもらえればなと思います。
13 Party up!
▽<月刊ザテレビジョン>
菊池:もう一つのソロ曲『20-Tw/Nty-』とは全然テイストが違うけど、実は秘められた共通点があって。そこもぜひ探してみてほしいな。気に入ってるのは、サビの”come on! Everybody say!”っていうあおり。みんなにはその後の”oh,oh,oh,oh,oooh!”を言ってほしい。その一瞬を逃さずに付いてこられるかな?っていう、俺のちょっとした挑戦状(笑)。Sexy Zoneのファンなら声出すんじゃないですか!?っていう。ここをこの曲の名物にしたいと思ってる。
▽<オリスタ>
中島:菊池のソロに関しても、『Party up!』はダンサブルで、夜のイメージっていうか、盛り上がり方が大人っぽい。
▽<オリスタ>
菊池:『20-Tw/Nty-』とリンクさせている歌詞があって。2曲聴いて初めて意味があるんです。今回はキャッチ―なフレーズを盛り込んで、親しみやすい曲になるように工夫したつもり。
▽<POTATO>
風磨:よく聴くとじつは『20~』と意外なかかわりを持ってる曲。ガンガンノレる気持ちのいいナンバー。
▽<WU>
風磨:ソロ曲の『Party up!』の中で、英語のセリフをごにょごにょ言ってる部分、あれも全部自分で考えてるから、なんて言ってるか聴きあててほしい。たぶん全部はわかんないと思うけど(笑)。何回も聴いてもらって、何を言ってるか考えてもらえれば!答え合わせは…しません(笑)。
▽<WU>
マリウス:風磨くんの『Party up!』っていう曲が、すごくアメリカンな感じがしてお気に入り。
▽<週刊ザテレビジョン>
風磨:俺個人が好きな音楽と、Sexy Zoneの音楽としてみんなが楽しんでくれるかな?ってものがうまくハイブリッドできた。
▽<TV LIFE>
菊池:『Party up!』は英語の歌詞が多かったけど、そんなに時間はかからず作れたよ。
▽<TV station>
菊池:「Party up!」は感じたことをそのままに書いたけど、「-Tw/Nty-」は同じようなフレーズでも、どっちがいいか悩んだからなぁ。時間はかかった。
▽<TV ぴあ>
中島:もう一つの「Party up!」はコンサート会場をクラブっぽくしたらより雰囲気が出るんじゃないかな。
菊池:まだ決めかねてますけど、新しい演出は入れたいなとは思ってますね。
▽<TV ぴあ>
中島:もう一つの「まだ見ぬ景色」は帝国劇場の(ジャニーズワールド=ジャニワ)公演中、本人が楽屋で歌ってたんで俺、歌詞全部覚えちゃってます!
菊池:俺もジャニワを観に行ったとき聞いたんですけど、「まだ見ぬ景色」ってタイトルだとは思わなかった。ダークな感じの曲だし。
佐藤:わざと日本語にしたんです。英語もカッコイイけど、日本語にするのも味かなと思って。
▽<TV ぴあ>
菊池:「Party up!」はとりあえず聞いてもらいたい。先入観に捉われてほしくないなって。自分で作詞したんですけど、今回は自分がやりたいことだけじゃなくて、みんなで楽しめるような曲を作りたかった。サビ中に「everybody say!」っていうところがあるので、その後に続いて歌ってもらえるのが理想かな。
14 一歩ずつ~Walk On The Wild Side~
▽<ソングス>
(バラード曲『一歩ずつ~Walk On The Wild Side~』もぜひ生で聴いてみたいです。)
佐藤:最初は、バラード曲は入らない予定だったんです。でも僕らから“みんなで歌うバラードを作ってほしい”とお願いして、それが実現しました。
中島:ファンの子も一緒に音を奏でられるよう、最初にクラップ音を入れてほしいっていうリクエストも、叶えてもらったしね。
佐藤:あと、最後はもっと明るくしてほしいとか、他にも色んなお願いをしたんですけど、今回はこういう形になりました。今は、“バラード曲を入れたい”っていう願いを形にすることができただけでも、次のアルバムへの架け橋になったと思っています。最後のセリフも、3人別々の場所で録ったんですけど、何となくトーンが合ってるなぁって。この曲に対する想いが、共通している証拠だなって感じることができました。
▽<月刊ザテレビジョン>
菊池:最後のセリフはちょっと戸惑った(笑)。でも自分なりに模索して、レコーディングはおれが最後だったから2人のを聴いてバランスも考えながら挑んだよ。心は込めたから響いてもらえるといいな。
▽<オリスタ>
佐藤:すごく思い入れがある曲です。厳しい道はこの先も続いていくかもしれないけれど、力強い一歩を進めていこうという希望に満ちた楽曲です。
▽<duet>
佐藤:『一歩ずつ』はボクが「バラードがほしい」ってお願いしてもらった曲なんだ、最初にメロディーを聴いたときからすごくいいなと思ったし、ライブで歌うのも楽しみにしてる!
▽<POTATO>
風磨:途中で自分の考えたセリフを言うのが正直テレくさかった。でも頑張ったんだからじっくり聴いて!
15 King&Queen&Joker
▽<月刊ザテレビジョン>
佐藤:Sexy Zoneらしい曲だし、僕らが歌うから生きる部分もあるのかなって。三角関係を描いたコンセプトも面白くて、インパクト大!アルバムの中で聴いても、あらためていい曲だなって思った。
▽<オリスタ>
佐藤:Sexy Zoneらしい世界観が構築された、ずば抜けて明るい曲。“KQJ”と略されることもあるのですが、キング、クイーン、ジョーカーの他にジャックもいます(笑)。
16 この手をつなごう
▽<月刊ザテレビジョン>
中島:超かわいい!これぞアイドル!!ジャニーズが好きな人はもちろん、それこそ、ウチの社長もこういうの大好きだと思うな(笑)。俺なんて特に今回のアルバムはカッコつけちゃったから、こういう曲が入ることで、いいバランスがとれてるなって思う。
▽<オリスタ>
中島:カワイさ全開、カワイさMAX、プリティー100%!“ごらんよ宇宙から見える光を”とか、前向きに明るく日本中の人に向けて歌っていて。俺らJAPAN人はこの曲を聴かないとダメです(笑)。
▽<POTATO>
聡:アルバム収録バージョンはイントロがちょっと変わってるので、注目して聴いてみて。
マリウス:Sexy BoyzとSexy 松にとって大事な1曲。横浜アリーナで披露したのを思い出すな。
17 Let’s Go To Earth
▽<月刊テレビガイド>
(お気に入りの曲は)
中島:俺は「Let’s Go To Earth」。(堂本)光一くん、亀梨(和也)くんなど帝国劇場で座長を務めた人たちがみんな歌った曲だし。ジャニワ(ジャニーズ・ワールド)の初演のときに、それをSexy Zoneが歌えたっていうのがうれしい。
▽<オリスタ>
中島:まさに“ジャニーズ・ワールド”を象徴する楽曲。壮大なサウンドで、ムービーの情景が思い浮かぶし、何より広い地球を感じてもらえると思います。
(まとめ終わり。以下雑感)
昨年も今年もすべての媒体を網羅してまとめたわけではないのですが、アルバムの内容によってこんなに全体的なインタビュー記事の雰囲気が変わるんだなあと(なぜか)感心しています。
昨年出した2ndアルバム『Sexy Second』は、それを引っ提げての5人でのコンサートが約1年ぶりということもあり、関連露出でもコンサートについての話を本人たちからたくさんしてくれていたイメージがあるのですが、今年はソロ曲が多いというアルバムの構成もあってなかなかコンサートの話題にならないのだな、と。
ただソロについてこれだけ語ってくれることも若手としては珍しいんだろうしそこはすごく贅沢だしうれしい。
あと個人的に『一歩ずつ~Walk On The Wild Side~』への勝利さんの想いに泣いてます(あとKQJへのコメントでも)。
私は表に出てきたものでしかものごとを見られないけど、いま勝利さんがしてくれていたことがこれ、というのはうれしかったなー。
アルバム自体はまだ聴き込めてないのでこのまとめを見ながらよくよく聴き込みたいと思います!